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おえんとしなさい! お座りしてね。(幼児語) [宍戸の庄の土語]

おえんとして!

まだつかまり立ちの赤子にお座りするように諭す時に、
この辺では、「おえんとしなさい」と赤子に言ってお座りをしてもらいます。
どのような語源かは知りません。
孫に、ジジ様が”おえんとしなさい”といっているのを聞いている私の娘が、
奥郡に住んでいるお友達のところへ、子供づれで遊びに行ってたら、
ごく自然に、ハンサムボーイのお子に「おえんとしなさい、ほら。」と友達が言ってたそうです。
私の娘も、私に「おえんとしなさい」と言われて育ったはずなのですが、
覚えてはいないようでした。
ただ、私が土語を大切にしたいために、死語になった言葉をよみがえらせる為に、
使っているのを聞いて知っていたようでした。
「おじいさん、奥郡の方では”おえんとしなさい”と言う言葉を、
今でも普通に使っているよ。」と、驚いたふうに話してきました。

奥郡との境の大河

確かに大河をはさんで北のほうでは、
今でも昔風の言葉をここよりは使っているようです。
茨城弁のシイラカンスとその地方を、私は思っております。
貴重なことと思います。

また北潟の庄のほうでは、”おちょきんしなさい”と言う表現があるそうです。
これは、北潟の庄の風俗考証の専門家の意見では、
お座りしなさいとは、ちと意味合いが違うとの事です。
きちんと正座しなさいと言う意味だそうです。
日本の中でも言葉と言うのは面白い物ですね!


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変わり行く宍戸の庄 [宍戸の庄の土語]


忽然と現れたビッグな、巨人スーパーストア、カスミ。

昔の名は、”霞”でした。
霞ヶ浦の霞です。
常陸の国の国府で開店しました。


常陸の国でのメジャーな持ち株会社の名も見えます。
持ち株会社も今では、ホールディングとか。


その横には、昔ながらの草が、”思い起こしております”


1,000円カットの看板も!


ここには昔と共存が、ありました。


石間にも真新しい出店が。

田園と近代商法の共存が、進もうとしているのか。
なんだか書いていて、時代がかってしまいます。


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琉球国のオリオンビール異聞 [宍戸の庄の土語]

琉球国の姫君からのビール

Ph.D.Yamabuki婦人がいっておりました。
琉球国でOrionビールを飲むおいしさといったら、たとえようがない、と。
また、ドイツビールをミュンヘンで飲むおいしさよ、とか良くお聞ききします。
果たして琉球国のビールを、ごんごろ村で味わうおいしさは!

ごんごろ村で手にはいるようになったOrionビール、
琉球国からのOrionビールとちと違うみたいですね。
並べて写真を撮ってみました。
          

左がごんごろ村で手にいれたOrionビール、右が琉球国からのOrionビール。
見ると違いがわかりますね。
かたや、南国・琉球国うまれのさわやかなまビール!Asahiと。
琉球国からのビールにはロゴがありません。
気がつきませんでした。
姫、お分りいただけましたか?

次に、2点Orionビールの写真見てください。
          

それでは琉球国の姫君、ごきげんよう!              hanukidaより


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又太郎を得て1 [宍戸の庄の土語]

伝統を尊重したい、闇雲に言ってもしょうがないような気がいたします。
騎射をする方々は、鎌倉 室町 江戸の装束・道具類を、
こよなく大切にしているようです。
鐙も、和鞍も今ではこしらえておられる方が、皆無と聞きます。
ですから、そのようなものを、
大切にして行かなければならないのは、
当然の事なのかもしれません。
装束にしても、接ぎを当てつつ大切に使用しております。
最初に見たときには、
もっときれいな真新しいのを使えばと思ったのですが、
それが出来ない事を後(のち)に知らされました。

私も、父から紋付羽織袴は、何代にも渡って伝えられるから、
価値があるのだと言われていました。

最近やっとその心が理解出来たような気がして来ました。
”をのこ”が生まれた時には、羽二重の五つ紋の掛け産着、
これをブログに入れて子供たちに伝えられたらと思ってきました。
子や孫達の掛け産着をここに記録しておきたいと思います。


1901年生まれです。明治の女です。



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宍戸の庄のきのこ! [宍戸の庄の土語]


浄乗寺ご住職お手触れの松

浄乗寺ご住職お手触れの松の根元に、
不思議とこのムラサキナギナタタケが生えてきます。
大きな群落を作っていきます。
ただ寿命はそんなに長くはありません。
昨日写真を撮ったこのきのこも、
今朝は、大部分消えておりました。


ムラサキナギナタガケ


ムラサキナギナタタケ

ムラサキナギナタタケの群落


きのこの本によりますと、しょくみは・味ともA と記されております。
歯切れ歯ごたえを楽しむとまでは行かないそうですが、
風味には癖がないそうです。
数本づつ束ねて海苔をまき、てんぷらに上げたり、
お吸い物に入れて、季節を味わうという楽しみ方がいいそうです。
ちなみに我が家では、その食味を楽しんでおりません。眺めて楽しむだけでございます。

参考文献:日本のきのこ  出版社 山と渓谷社

浄乗寺


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おえんとして! お座りして。(幼児語) [宍戸の庄の土語]

おえんとして!

まだつかまり立ちの赤子にお座りするように諭す時に、
この辺では、「おえんとしなさい」と赤子に言ってお座りをしてもらいます。
どのような語源かは知りません。
孫に、ジジ様が”おえんとしなさい”といっているのを聞いている私の娘が、
奥郡に住んでいるお友達のところへ、子供づれで遊びに行ってたら、
ごく自然に、ハンサムボーイのお子に「おえんとしなさい、ほら。」と友達が言ってたそうです。
私の娘も、私に「おえんとしなさい」と言われて育ったはずなのですが、
覚えてはいないようでした。
ただ、私が土語を大切にしたいために、死語になった言葉をよみがえらせる為に、
使っているのを聞いて知っていたようでした。
「おじいさん、奥郡の方では”おえんとしなさい”と言う言葉を、
今でも普通に使っているよ。」と、驚いたふうに話してきました。

奥郡との境の大河

確かに大河をはさんで北のほうでは、
今でも昔風の言葉をここよりは使っているようです。
茨城弁のシイラカンスとその地方を、私は思っております。
貴重なことと思います。

また北潟の庄のほうでは、”おちょきんしなさい”と言う表現があるそうです。
これは、北潟の庄の風俗考証の専門家の意見では、
お座りしなさいとは、ちと意味合いが違うとの事です。
きちんと正座しなさいと言う意味だそうです。
日本の中でも言葉と言うのは面白い物ですね!


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ハトがとまった! [宍戸の庄の土語]

ハトがとまりはじめました。

赤子が眠くなって、自分の顔をおテテでこすったり、
お顔をこすり付けるしぐさをしたとき、
この地方では、”ハトがとまった”と言って、
寝かしつけるようにします。
「ああッ,ハトがとまった」といってあやしつけます。
我が家にも赤子が出来て、しばらく使わなかった言葉を復活させております。
なんともほほえましい光景と自分で納得しています。

ハトがとまったところです お家に帰ってきました


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かぎまし 台所仕事 [宍戸の庄の土語]

宍戸の庄では、台所仕事をかぎましと言います。
かぎましすぐ終わるがら。
台所仕事がすぐ終わりますから。
かぎまし終わってがらいんから。
台所仕事をおわしてから行きますから。
かぎましがのろくて。
食事の支度が遅いと言う意味。

茨城の方言集をよく読みますが、皆さんよく澄んだ言葉で書かれているのが多いです。茨城弁の濁点は、子供の頃から長い年月をかけて習得しないと、習得できないようです。濁音が軽く発音されます。地の者でない方は、どうしても、濁音がきついです。ドイツ語の冠詞のような難しさがあるようです。


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かんめとは! [宍戸の庄の土語]


蚊を宍戸の土語では、”かんめ”と言います。「かんめだ」と言うのですが、地の生まれでないかたは、決まって「かあかあかあ」とカラスのように言います。”かんめだ”いい表現だと思います。すぐに意味が取れていいと思います。
忘れるところでしたが、この写真は蚊いぶしの焚き火です。
秋口になり、庭掃除をしながらの焚き火です。
田舎の風物詩の一つかもしれませんね。
もう少し秋が深まると、これでサツマイモを焼いて食べます。


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ほねやすめ [宍戸の庄の土語]

ごんごろ孫太郎君は、おそい夏休みで天草の温泉へ。
風呂 水 大好き孫太郎君はおおはしゃぎだったと思います。


宍戸の庄は、最高気温が、27~28度と過ごしやすいが、
南国火炎の国では連日熱帯夜が続き、
さぞかし寝苦しいことと思います。
孫太郎君のとってもいいほねやすめになったことと思います。
このほねやすめと言う言葉は、
重労働が続いた後の休養の時によく使う言葉です。
今日は田植えも一段落したし、
ほねやすめに、温泉にでも行くか。と言うような場合に使います。
地の者にとっては、何よりほっとする言葉です。

下関市の土井ケ浜遺跡に、ほねやすめという休息所があるそうです。
おどろきです。
土語もどこまで土語か分からなくなります。



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